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marieのアコーディオン奮闘記

アコーディオンを中心に好きな事をいろいろ。marieの日々の記録です。

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Bellows Lovers Night vol.7


Bellows Lovers Night vol.7に行ってきました。ベロラヴァといえば豪華な顔ぶれが次から次へと登場するかわりに予定よりもどんどんおしていき、休憩を含め4時間近くの内容で、終演は終電間際!という結構ハードなイメージでしたが、今年は違いました。18時から始まって、なんと21時半前に終了!

「今年も終電まで楽しむぞ」と覚悟して足を運んだお客は少なくないと思うので、きっと「まさかこんなに早く終わるとは!」と拍子抜けしたことでしょう。(通常のライブ終演時間にくらべれば決して早くないのですが)

今年はcobaさんのMCがなかったのでスケジュールがまいていると、ポカスカジャンさんが面白おかしくネタにしてましたが、今年は特に転換のスタッフさんの動きが素晴らしかったように思いました。一人一人の演奏時間(10分)も、例年より少し短くしている気がしますし、転換中にスクリーンでやるせなすさんのビデオレターを流したり、ノンノンが客席をまわったり、とても効率的に組み立ててありました。あと、今年はスペシャルゲストがいなかったですし。そんな様々な理由からコンパクトに(←あくまで例年にくらべて)まとまっていて楽しめました。
でも欲をいえば、cobaさんの毒舌なMCはききたかったかな。

開演前にロビーでノンノンのパフォーマンスがあったらしいです。
5分前行動とか一切できないギリギリ人間の私は開演前に着く事ができず、残念ながら見逃しました。

▼田ノ岡三郎 feat.宇川彩子(tap)
ダンス好きの私としては以前から一度見てみたいなと思っていたタップとアコーディオンのコラボ。アコーディオンとタップの競演ってどういうことなんだろう?と思っていましたが、こういうことだったんですね! タップって、身体全体を使った楽器なんですね。
たぶんほとんど即興セッション?
タップの宇川さん(美女♪)は空間を泳ぐみたいに、田ノ岡さんの空気を読みつつ楽しみながら即興的にタップを踏んでる。ラスト、ぐんぐん盛り上がっていく臨場感にドキドキしました。

▼マルカート
マルカートさんはすっごく気持ちよい笑顔で素直なMCをするとてもチャーミングな方。白いアコがとても似合ってる。とてもやさしいやわらかい声で歌う人で弾き語りもすできなんだけど、わたし的には1曲めのインストゥルメンタル「さんぽ」が好きでした。(そういえばオランさんも「さんぽ」っていう曲があった)
いいなあと思ったのは、マルカートさんはまるで客席にいる知人に笑顔を送るかのように、一人一人の目をみて演奏すること。私、3列めでしたが、目が合ったと思う。思わず美空ひばりは客席の一人一人に視線を送って歌ったという逸話を思い出しました。

▼佐藤芳明(Pot Heads)
MCで「佐藤くん、港のヨーコ、ヨコハマ、ヨコスカ♪をどこかでソロにいれてください」と言われて、事前打ち合わせはなかったことらしく本気で戸惑っている佐藤さんが面白かったです。
そして本当にとっさに入れられる遊べるところがすごいです。
ただ、音楽的には、私にはレベルが高すぎてコメントできません。

▼アコる・デ・ノンノン
待ってましたノンノン。久しぶりに見たけど、ノンノンの客いじりと自虐トークは健在です。
12番街のラグは川崎のワンマンライブ時点から「自信ないので、この曲だけは拍手しないでください」と言っていた気がしますが、今日もやっぱり言ってました。お客はうけてました。
演奏は拍手しても大丈夫そうな感じでしたが? 
本当にノンノンはどこまでがネタなのかわからない。でもそこがいい♪

▼クレイジー清水
ド派手な赤ラメのシルクハットをかぶって出てきたので、私の隣のおばさんが思わず「あら、また派手なのが出てきたわ」って言ってました。
確かに見た目が特徴的だったり、変なカタカナ英語まじりのMCをしたり、おかしな感じでしたが、曲はハメを外している感じではなく、ブルースをロックにしている感じでかっこよかったです。でもクレイジー清水さんはアコーディオニストというよりはボーカリストかな?

▼coba&檜山&佐藤 急遽トリオ(だったかな?)
檜山さんの「ドゥマーニ」を急遽結成したという三人で演奏。
いや〜すごい良かったです!前半のベストワンでした。ものすごい音の厚さ。繊細なレース編み物のようにお互いの音色の間を縫うフレーズの嵐。どの旋律を誰が弾いてるのかもわからないくらい入り乱れてました。三人しかいないのにオーケストラに思えました。
とてもすばらしかったです。

ここで休憩。

▼ポカスカジャン
休憩後のトップバッターはポカスカジャン。
あまりお笑いを好まない私が、唯一「大好き」といえるグループです。
去年もおととしも面白かったけど、今年のポカスカジャンはさらに磨きがかかっていた気がします。
たぶんアコーディオンネタを頑張るのをやめて(20秒くらいでした)、本業のネタを披露したからでしょうか。MCや客いじりのテンポもさすがでした。隙のないくらい完成度の高い笑いの10分間!
ポカスカジャン終了後、拍手から「アンコール」を求める拍手が自然発生したことがみんなの満足度を表していると思います。私ももうちょっとポカスカジャン見たかった、アコーディオンとは何の関係がなくても。

▼檜山学(Orso bruno)
アコーディオンとサックスのデュオ。
「ちょっとかわったものが好きな人は是非」とMCがありましたが、私はとても好きでした。なんていうか、エキゾチックセクシーな感じ。アコーディオンとサックスってオールマイティな組み合わせとはいえないと思うのですが、檜山さんの紡ぎだす音色とサックスって合う気がします。
思わず帰りにロビーでCD買っちゃいました。

▼佐藤史朗(プラネタリウム)
プラネタリウムさんって今までに3〜4回見たことがあるんですがあまり好みじゃないなと生意気にも思っていました。でも、今回きいた曲は好きでした。私が変わったんじゃないと思う。。。たぶんプラネタリウムさんの曲風が少しかわったんだと思うんですがどうでしょう。佐藤史朗さんがMCで「表面上は仲良しに見えるぼくたち」というのを2回も言っていたのが気になります。

▼coba
私の席の近くにはcobaさんファンが多かったらしく、cobaさんが曲名を告げたとたんに、「この曲をやるなんて珍しい!」「久しぶりにきけてうれしい!」というような声が客席にあがっていました。すみません曲名は忘れました。
今年もやはりさすがcobaさんという感じでした。演奏時間が短く感じられちゃいました。


▼全員セッション「吠えろベローズ」 
ベロラヴァ恒例のテーマ曲セッション。
とても楽しい時間♪
セッションっていいですね。

アンコールの拍手を数分がんばってしたけど、アンコールはありませんでした。残念。

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共通点はアコーディオンという楽器を使って奏でているというだけで、一人として同じ音世界はありませんでした。アコーディオンはこんなにも多種多様な音楽世界を生み出すことのできる楽器なんですね。
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コメント

1. ありがとうございました!

行けなかったので、行った方たちのレポートを読ませていただいて楽しんでいます(^-^)
発表会にも伺えず残念でした。(ごめんなさい)
5月の≪かるふーる≫で演奏聴かせていただけるので楽しみです♪

Re:ありがとうございました!

いや〜、へっぽこ感想レポートですので〜^^;
かるふーるで皆さんの演奏を聴けるのを楽しみにしてます。
発表会終わって気がゆるんだぶんをかるふーるまでに取り戻せるかしら。。。