-
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
-
今日は、発表会を行う場所で合奏や重奏の練習とリハーサルをしてきました。
リハーサルといっても、教室生は多い上に会場を借りられる時間も限られているので、本番さながらにきっちり通すのではなく、一人3分ずつの持ち時間で出入りや音だしを確認するというスタイルです。
3分の自由時間。最初から始めて途中まで弾く人、途中をとばして最初と最後を試す人、みんないろいろ。
結構わきあいあいとした雰囲気だったおかげで、私はあまり緊張しないで弾けました。
(いや、むしろここで緊張の練習をしておいたほうが良かったのかも?)
新しいのでフローリングの木目もきれいで、天井が高くて気持ちの良い部屋ですが、壁は無数の穴があいている防音壁なので、必要以上に響きません。
いわゆるホールのように音にエコーがかかったりして、音色を実力以上に装飾してくれたり、弾く人を気持ち良くさせてくれたりはしません。その人の出す本当の音だけ。シビアです。
日頃から蛇腹にたくさん空気を送ってあげている(たっぷり練習している)人の音はきっちり響きますが・・・毎回レッスンで「もっと音出して」と注意されてる私の音はもちろん響きません。
響かないところだと、自分でも弾いてて「あれ?」って思うんですね。
さすがにこの会場では自覚できました。
私って、音が小さい!
嗚呼、なんて「楽器学習者」向けの会場なんでしょうか。
そして最後に先生のおっしゃったこの言葉が印象的でした。
「みなさん。(練習しなければ)奇跡は起こりません」
耳が痛いです。確かにそう。今はこんなだけど、本番ではなんとかなるかも、奇跡的にうまくいくかもって思いがちですよね(私は特にそういう超楽観的な傾向が。)
「晴れの舞台」という集中力の魔法は多少かかるかもしれないけど、練習でちまちま平板な音ばかり出していて本番で心のこもった豊かな音色が出せるわけないですね。
突然実力以上の力がでることはないし、会場もエコーしてはくれない。
本番の出来を支えるのは、自分の練習だけ。
発表会まであと2週間。
練習量は限られているので、せめて練習の質を上げて臨みたいものです。PR -
土曜日はアコーディオンのレッスンでした。
だいぶ迫ってきたので、「じゃあ本番だと思って、(次のレッスンの)○さんにもきいてもらいましょう」と、レッスンの前後の人同士でお互いの演奏を聴きあいました。
IさんもHさんもすてきに仕上がってきてます〜、
私だけがエンジンかかってない感じ。。
私の場合、途中まではまあまあ気持ち良く弾いていても、間違ったりするとそこから集中がぷつりと切れて復活できなくなるのが問題です。ノーミスで集中切らせない演奏ができればまだいいのですが、たいてい後半がぼろぼろに。
で、そんなミスタッチ&集中とぎれ魔の私に、先生が教えてくださった練習法。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(初級編)
楽譜を開いて、目をつぶって、えい!と適当な場所をひとさし指で指す。その小節から、すぐに弾き始める。
(上級編)
どこの小節からでも弾き始められるようになったら、今度はさらに厳密に、ひとさし指がさしている音符から弾き始める。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これ、かなりやりがいのある練習です。
フレーズの途中からだとまったく別の曲に挑戦してるみたい。
「あれ、ここってどんな指だったっけ?」
覚えたつもり、弾けるつもりになっていただけなんだとわかります。
どこからでも弾けるようになれば、万一、1つの音をミスしたとしても2つめの音から復帰できるらしいです。 -
一軒家なので、集合住宅よりは気兼ねなく「おうち練」ができるはずなのですが、うちには「その曲は飽きた。同じ曲ばかり弾かないで」とか「ミスタッチする曲は小さな音で弾いて」とか「上手になるまでサイレントアコーディオンだけで弾きなよ」とか、たいそうキビシイことを言ってくる人がいるので、苦手な小節を徹底的に繰り返したり、心やすらかに新しい曲にトライしたりすることができません。
二階に上って、布団をかぶって、できるだけちっちゃな音でコッソリ弾いたりしていましたが、出るか出ないか微弱な音で演奏するのは肩もこるし、とてもストレスがたまります。
どこかいい所はないかなあと思っていたところ、
ステキな練習室があるのに気づきました。
それは・・・クルマの中。
なんで今まで挑戦してみなかったのか不思議です。
私だけの防音練習室。
(でもクルマの防音効果ってどのくらいなんでしょう?)
一戸建ての玄関脇の駐車スペースのクルマの中で、
車内灯もつけず、嬉々としてアコーディオンを練習する女。
(※会社から帰宅後なので結構遅い時間)
はたからみると結構オカシイですね。
なぜこんな時間に?
なぜクルマの中で?
なぜ真っ暗のまま?
近所の人には不審がられているかもしれませんが、私は満足です。 -
以前にも書きましたが、何といってもシダックスです。
ここは楽器を練習する人には、カラオケで利用する場合の20%オフの値段で部屋を貸してくれるのです。しかも、カラオケ利用の場合は1ドリンク注文必須ですが、楽器を練習する人は何も注文しなくても退出時間まで完全放置しておいてくれます。(あ、でも飲食物持込不可ですからね。持ち込まないようにしましょう。)
先日、Iさんと第2回自主練をした際は、前回もらった割引券を使ったこともあり、2名で2時間半の料金が、560円でした。予想外に安かったので、私達は思わず「それは、2人分でですか?」と聞いてしまいました。
ちなみに、駅から遠い所が狙い目です。土曜昼に新宿歌舞伎町のシダックスに行ったら、すごく混んでました。
こういう楽器演奏者にやさしい施設がもっと増えるとよいのですが。 -
発表会で独奏するのはComme ci comme ça(コムシ コムサ)というミュゼットワルツです。
さっそく意味を調べてみると、フランス語の辞書には「まあまあ」「ぼちぼち」といった表記が。
えっ、「まあまあ」?
日曜日の遊園地のメリーゴーランドのような、健康的に明るいイメージの曲なのに!?
何かもっと他に意味があるのかしらん?
そう思ってフランス語の先生にきいても、パリ在住の友人にきいても、かえってくる答えはやっぱり「まあまあ」。
ネットで「コムシコムサ」と検索してみたら、ビストロとリラックスウエアブランドがヒットしてきました。
ビストロ。リラックス。。。
ん~、意訳ですが、気さくにリラックスして楽しめる曲といったところでしょうか。
緊張しすぎず、ゆるみすぎず、「まあまあ」の余裕をもって演奏できればと思っています。 -
来月、教室の発表会があります。
まだ先だと思っていたら、もう来月に迫ってきてしまいました。
今回、私は独奏曲の他に、二重奏と四重奏、そして全員合奏と、なんと4曲も出演するのですが、どれもまだ仕上がっていなくて…
今はまだ、おしらせするのはもう少し弾きこんでから…という気持ちなのですが、でも、こうやってブログでおしらせすることで、自分にハッパをかけて練習を頑張りたいと思います。
音楽センター柴崎教室第2回発表会
Freude mit Akkordeon
-フロイデ ミット アコルデオン-
(↑クリックで拡大)
日時:2008年4月27日(日)13:30~
(開場は13:00です)
場所:芸能花伝舎G-2(地図はこちら)
入場料:500円
独奏曲
ジェラシー
恋心
Olive Blossoms(オリーブの花が咲く)
群衆
ノクターンNo.20[ショパン]
ムーン・リバー他
アンサンブル
亡き王女のためのパヴァーヌ
ボラーレ
ドミノ
男と女
今回の場所は、廃校になった小学校を利用した施設なので、小学生時代にタイムスリップしたような気持ちになれますよ。
どんな曲を弾くのかについてはまた次回~。 -
パリ・ミュゼット・クリスマス、行ってきました。
前から5列めの良い席だったので、コランさんの指さばきからちょっとした視線の動きまでバッチリ見ることができました。
でも、アコーディオンの演奏を聴きに行くと、最初は指さばきをチェックしたりするんですが、すぐに音楽にうっとりしてしまって、指をみるのは忘れちゃうんですよね私。(非研究熱心?)
なので、ターボの指さばきというよりも、コランさんのおちゃめな笑顔ばかりが印象に残ってます。
曲目は、発売されたCD「フレンチ・カフェ・ミュージック〜パリ・ミュゼット〜」に収録されている曲が基本で、その他にコランさんのオリジナル曲、ドミニックさんのオリジナル曲、そして、クリスマスということで「ホワイトクリスマス」、日本のファンへのサービス(?)で「上を向いて歩こう」などなどでした。
コランさんは速弾きのテクニックで有名な方ですが、それだけでなくゆっくりとバラードを奏でるときの音の優しい色っぽさが私は本当に好きです。
クレール・エルジエールさんは若手歌手らしいのですが、すごく貫禄があって、芯の強いフランス女というイメージでした。ドミニクさんの甘い声とのデュオでは特にそう思いました。
ゲストの中山うりさんは初めて聴いたんですが、すごく心地よい声。心をおだやかにするアルファ波が出ていそう。うりさんのオリジナル曲はどことなく和風なメロディでこれまた心地よかった。
フランス語のMCも去年よりは少〜しだけ聞き取れる部分が増えたかも?
(一年経ってもあまり変わっていない私のエクテ)
残念だったのは、終演後、出演者に会えなかったことです。
去年は終演後にコランさんに会えて、ご挨拶してビズしてもらって一緒に写真撮ってもらったので、今年も期待していたのですが、今年は終演後、出演者の方には会えませんでした。
(去年コランさんとお話できたのも、あれはカブトガニさんが一緒だったので恩恵にあずかれたんですね)
コランさんにフランス語で伝えようと思って、台詞のあんちょこを用意して臨んでいたんですが、残念でした^^;
ライブ会場ではカメラも禁止なので、会場の入り口に貼ってあったポスターだけ撮って帰りました。
Data:
フレンチ・カフェ・ミュージック
〜パリ・ミュゼット・クリスマス〜
会場:渋谷クラブクアトロ
公演日:2007年 12月 24日(月・祝)
昼の部---13:00開場/14:00開演
●ダニエル・コラン(Daniel Colin)/アコーディオン
●ドミニック・クラヴィク(Dominique Cravic)/ギター
●クレール・エルジエール(Claire Elziere)/歌
●ゲスト 中山うり)/うた、アコーディオン -
仕事で行けないと諦めていた12月24日のコランさんのライブですが、急遽、行けることになりました♪
焦ってイープラスをのぞいてみたところ、めでたくチケット(14時。椅子席)がとれました♪
まだ席があってよかった〜♪
うれしいな♪うれしいな♪うれしいな♪
楽しみです♪
これを励みにして仕事がんばろう♪
フレンチ・カフェ・ミュージック
〜パリ・ミュゼット・クリスマス〜 -
今年の夏、ある方から「なぜ、ブログを書くの?」と訊かれたことがあった。
またこうも訊かれた。「ブログって、個人の日記とどう違うの?」
返事に窮した。
あまり考えた事がなかった。
なぜだろう?なぜ私はブログを書くのだろう?
私のブログとは、私の日記なんだろうか?
自分がいいと思ったものを紹介したり、自分が体験したことをレポートしたりして、有益な情報発信をしたいと思うけれど、そうそう情報発信ばかりできない。単なる個人情報発信(日記)におちいりがちだ。
なぜブログを書くのか理由がみつからなかったので、そんなやる気のないものならやめたほうがよいかなと思った。
けど、今日、早川義夫さんの8/11の日記に、私が2007年2月に彼のうたを引用した短い記事がリンクされているのをみつけた。今まで全然気づかなかった。嬉しい。
「どこかで通じ合い、広がってゆく。」
そうだ、それはブログを書く理由のひとつかもしれない。
-
タイトルそのままですが、アコ三昧の三連休を過ごしました。満喫しすぎて、気持ちをなかなか日常生活に切り替えられないくらいです。
-------------------------------------------
9/15(土)
関東アコ直前のレッスンで、先生から最後のチェックと主に本番前日や舞台の上でのメンタル的なアドバイスをいただきました。
先生からは「自信をもって弾けば大丈夫」と何回もいわれましたが、帰り道、レッスンの録音を客観的に聞いて、本番前日とは思えない音にやっぱり練習不足だよなあと不安になり、前々から行ってみたいと思っていたものの果たせていなかったカラオケボックス練習を決意。
シダックス。ここは、かなり快適でした。
「楽器は禁止」というカラオケボックス(K館とか)もある中、シダックスはとても話のわかる会社で、楽器練習OKなだけでなく、「レンタルルーム(=カラオケを使用しない」を使えば、通常のルーム利用料金の20%オフにしてくれる楽器練習ウェルカムな店なのです。すばらしい。他のカラオケボックスさんも是非見習って欲しいです。
----------------------------------------------
9/16(日)
そして9/16は関東アコでした。
えんじ色の袖幕がついた小中学校の体育館の舞台のコンパクト版みたいな舞台があり、じゅうたん敷きのフラットな床の上にパイプ椅子が並べられた会場。
順番がきて(っていうか、トップバッターだったわけですが)舞台に出てみると、今までの発表会や小発表とはまったく違う客席との高低差。
猫背で視線をおとしがちにすると、前面にずらりと並んだ10名の審査員が思いっきり視線に入ってきますが、背筋をのばしてまっすぐ顔を上げて弾けば審査員どころか客席全体があまり気になりません。
演奏中、目のやり場に困って集中を切らしがちな私は、これは助かったとばかりにホールの壁についている時計のあたりを見ながら弾きました。
(聴いてくれる人の顔をみて弾けるようになりたいものです)
で、肝心の演奏はどうかというと、客観的にみて「妥当な出来」だったと思います。可もなく不可もなくというか。
家で練習しているときはほぼ成功していたベースソロの箇所をほとんど失敗し、練習時にもちょくちょく失敗していた箇所をやはり失敗し、最後の最後のしめもでたらめな和音に着地……と書くと、ぼろぼろでさぞ本人は凹んでいるのだろうという感じですが、本人の気分は割と爽快だったりします。
それはたぶん、前日に書き込んだ目標の一つ、「間違っても弾き直して音楽をとめない」だけは達成できたからでしょう。
終わってから、「トップバッターで緊張したでしょ?」と何人かの方から言われましたが、手がふるえたりとか心臓がバクバクしたりは一切なく、あまり緊張しなかった気がします。
でも、練習で成功している箇所がダメだったりするのは緊張しているということなのかもしれません。
演奏中の無駄な思考の記憶がないので、自分にしてはあまり集中を切らさずに弾けたのではないかと思い、その点も満足です。
でも・・・
ダイエットをしていて、順調に体重が減っていたのに、あるときを境に何をやっても減らなくなってしまうときがありますね。
この曲は、半年以上練習してきました。
はじめは指がもつれそうなフレーズ、移動の大きな箇所が少しずつできるようになるのが楽しくて、一生懸命、一生懸命、練習が進んだけれど、音符通り一通り流せるようになって暗譜で弾けるようになって、さあ、ここから、というところで、「何をやっても体重が減らない」みたいな感じになってしまいました。
そしてそれは今もずっと続いています。
しかも、この曲だけに限ったことではありません。
さあ、ここからが音楽だ、という境界を乗り越えて、あちら側にいきたいです。いけるのでしょうか。
自分の出番が終わって、心おだやかに他の出演者の方々の演奏を、ゲストの演奏を聴きつつ、自分の課題を再認識したのでした。
長くなったので柏アコパについてはまた明日。