忍者ブログ

marieのアコーディオン奮闘記

アコーディオンを中心に好きな事をいろいろ。marieの日々の記録です。

[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

日経新聞「私の履歴書」遠藤実氏
今月の日経新聞「私の履歴書」が面白い。最近、私の朝一番の楽しみになっている。

「私の履歴書」は、現在名を成している各界の有名人・著名人が生い立ちから現在までを振り返る自伝コラムシリーズで、今月は作曲家・遠藤実氏が書いている。演歌に詳しくない私ははじめ「ふーん」という感じだった。しかし連載が始まると、これが面白いのなんのって!

このコーナー、幼少期は貧乏で苦労をなめてようやく成功をつかんだという話が多いが、遠藤実氏の描く貧しさは、その比ではない。私が最近読んだ中でもピカイチの並外れた赤貧ぶり。

たとえば、最近はこんな感じ。
------------------------
歌手を夢見て上京してきたものの貧乏生活がつづき、ようやく流しの仕事を得る。
一緒に組んでいた流しのアコーディオン弾きと仲良くなり、部屋に住まわせてもらう。

nikkei060613.jpg

(6月13日掲載=流しのアコーディオン弾きとの写真)

流しでお客さんには喜んでもらえても、レコード会社のオーディションでは「身なりが汚い(貧しい)」というような理由でおとされつづけ…、ようやくツテで紹介してもらえる話がきたと思ったら、今度は大切なギターがなくなっている。
ギターは、家賃を滞納していたために、腹にすえかねた家主が質に持って行ってしまっていた!
しかし、ギターがどうしても必要なのに、質草を出すお金はない。
困ったあげく、土手でギターをつまびく青年を見つけ、全く見知らぬ人なのに、思わず「ギターをかしてください」と必死に頼み込む…。
------------------------

読んでいると、それにくらべ、自分はなんて恵まれているんだろうと思うし、自分にはなんて“情熱”や“努力”が足りないんだろうと思う。
「ウン十万の楽器が欲しいけどお金がな〜い。ビンボー。お金持ちはいいよなあ〜」とか、軽々しく不平不満を抱いてちゃだめだ。
PR

コメント

1. 無題

こんばんは。検査検査の日々、見えない悪魔、高血圧との闘い、頑張っています。専門医のいる病院に移り、治療方針が確定し、自宅療養も少し心にゆとりが出ています。昔の人は、みんな苦労しています。私の父も、最後は教員という安定した職場で終わりましたが、そこに行くまでは、職歴はたくさんあったそうです。ラジオの修理商、電気工事士、新潟の越後線の信濃川鉄橋の通信線工事は父が手がけた仕事だったそうです。とにかく、自分なんかまだいい方だと思うことが多々あります。色々な楽器を持っていたことがありますが、今は、本当に必要で好きなものを大切に使う方針にしています。

2. 無題

parmerhuseさんこんばんは、体調はいかがですか。お返事がかなり遅くなってしまってごめんなさい。
お父様もいろいろ苦労なさったんですね。
昔にくらべれば今は豊かで便利ですよね。本人のやる気さえあれば様々な可能性も広がると思いますし。
私もいろいろ欲しいものはありますが、その中でも本当に自分に必要なものにしぼってそれを愛していきたいと思っています。

3. 無題

おはようございます。まりさんは、かるふーるへ行かれるのですね。私は、その日から、人前での仕事復帰です。あと1つ、MRIシンチという、腫れ物があるかないかの最終検査があるのです。ドキドキものです。何もないことを願って。それは、しなくてもいいと主治医先生に言われましたが、万一と思ってやる検査です。最近の検査で、けっこう、数値が良好なので、このまま無罪放免を願っています。燃え尽き症候群からすっかりよくなり、何事にも意欲が湧いてきました。ご心配おかけしました。

4. 無題

parmerhuseさん、ちょうどその日から仕事復帰なんですね。おめでとうございます。(^^)。
最終検査も何もなく終わるといいですね。お仕事に戻られても、くれぐれもまた頑張りすぎないでくださいね。
コメントを書く