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♪8/26(土)
合宿2日め。だらだらと長く書いてます。
↓
合宿2日め。だらだらと長く書いてます。
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朝7時半、朝食。早起きしてさわやかな高原の風に吹かれながら早朝練習をしている人もいますが、私は夜更かししたのでギリギリに起きて寝ぼけまなこで食堂へ。
そして午前の個人レッスンが始まります。「ダークアイズの曲の背景について知っていますか?」「どんなイメージで弾いていますか?」と先生にきかれて、ちょっと困りました。何も考えていませんでした。私の中でダークアイズはダークアイズでしかなく、楽譜にfと書いてあるから強く、pとあるから小さく〜・・・と弾いていました。楽譜には思わせぶりな流し目のドレス姿の女性とそれを見つめる二人の男性のイラストが入っています。物語については知らないのでそのイラストから想像して弾くことにしました。さらっと弾いてしまいがちな音も「この音は相手の男性の心をひっかけるような音で」といわれてそうイメージして弾くと大切に音を出せるから不思議です。
午前中のうちにアンサンブルの練習を三人でして、昼食後はすぐにアンサンブルのレッスンです。前日よりもミスタッチは減ったものの、何も考えずに弾くときはミスしないのに「次は苦手な箇所だ。ミスしないようにしなくちゃ」と思うと、必ず失敗。なんだか自分で自分を追い詰めているみたいです。演奏の間に余計なことを考え過ぎなのがいけないのでしょうきっと。でも曲の感じは段々わかってきました。前は入りが遅れてもよくわからなかったけれど、入りが遅れたときは自覚できるようになってきました。
そしてまた個人レッスン。いつもは2週間に一度のレッスンなのに、午前中のレッスンでの課題点を昼食後またすぐに見てもらうなんて、なんて差でしょう。時間があまりないのでレッスンの録音を聴く時間も削って練習練習。
レッスンでは、午前中よりは気持ちをこめて弾けましたが、問題箇所は問題箇所のまま。レッスンの最初のころは、「やっぱり先生が違うと、指摘の仕方は違う」と思ったけれど、このころになると「先生が違っても、指摘されていることは同じことなんだ」と感じるようになってきました。ミスタッチとか重音のメロディをもっとなめらかにとかそういう細かい指摘や、注意の言い方の違いはあっても、共通して指摘されているもの。それが真に自分の弱点なのだと思いました。一つの曲を複数の先生に教わるというのは、とても有意義な体験です。
ロビーで軽くかわしたYさんとの会話で、夜の演奏交流会で弾くことが決まってしまい、短い時間をみつけては焦って練習。でも今日はたくさんレッスンがあったおかげか、指が気持ちよく動いて調子が良いような気がするのでちょっと安心した(油断ともいう)気分に。
演奏交流会のメインは先生方の演奏で、生徒の演奏はたったの3人。うまい人はたくさんいるのに、私なんかが弾くなんてどうなの…早まったかなあという気持ちで出番を待っていたのがたぶん良くなかったのでしょう。あがったとか緊張してというよりも、「雑念」がいっぱい入って集中力のない演奏をしてしまいました。考えることといえばレッスンの時のイメージとか音のことではなくて、「次間違えそう…」とか「あー暗譜だと目のやり場に困る…」とかネガティブなことばかり。困って床の一点をみつめながら弾いてしまったのも良くなかったと思います…。
“これ以上できないくらいに徹底的に練習すれば、本番ではあがらない。あがるのは自分の練習に不安が残っているから”という先生の言葉、思いっきり自分の状況にあてはまりました。
私は人前に出たとき、自信=自分の練習を信じられていないので不安だし余計なことばかり考えてしまうのでしょう。上手な人の練習をきいていると、まるで針がひっかかって繰り返すレコードのように、不得手なフレーズだけを徹底的に繰り返しています。傍で聞いていてもう十分弾けているんじゃないかというくらいになっても何度も何度も繰り返すのです。そこまで弾きこむからこそ、大勢の前で演奏することになっても、自分を信じられるのだと思いました。上手な人の練習風景を見られたことも合宿の収穫の一つでした。
先生方の独奏やアンサンブルはさすがでした。特にドイツの「朝7時」という曲にはなんだかじーんときてしまいました。アコーディオンはソロかトリオくらいが好きな私でしたが、この曲を聴いて厚みのある大勢でのアコ重奏もいいものだなあと思いました。
そのあとは歌本を手にわきあいあいと歌っている輪の中に入ってみました。歌声喫茶には一度も行ったことがないし、そこで歌われる歌もあまり知らなかったのですが、みんなで歌ったりハモったり、最後は手をつないで輪になって歌ったり、キャンプファイヤーを彷彿とさせるような楽しさでした。へんにはりあげてしまってちょっとのどが痛くなりましたが、おなかから声を出すのは心にも身体にも気持ち良いものですね。
23時まで歌ってそのあとは、1時まで飲み会。「王様ゲーム」の指示が一枚一枚に印字されたプリングルスがあってそれを使って結構盛り上がりました。
〜つづく〜
そして午前の個人レッスンが始まります。「ダークアイズの曲の背景について知っていますか?」「どんなイメージで弾いていますか?」と先生にきかれて、ちょっと困りました。何も考えていませんでした。私の中でダークアイズはダークアイズでしかなく、楽譜にfと書いてあるから強く、pとあるから小さく〜・・・と弾いていました。楽譜には思わせぶりな流し目のドレス姿の女性とそれを見つめる二人の男性のイラストが入っています。物語については知らないのでそのイラストから想像して弾くことにしました。さらっと弾いてしまいがちな音も「この音は相手の男性の心をひっかけるような音で」といわれてそうイメージして弾くと大切に音を出せるから不思議です。
午前中のうちにアンサンブルの練習を三人でして、昼食後はすぐにアンサンブルのレッスンです。前日よりもミスタッチは減ったものの、何も考えずに弾くときはミスしないのに「次は苦手な箇所だ。ミスしないようにしなくちゃ」と思うと、必ず失敗。なんだか自分で自分を追い詰めているみたいです。演奏の間に余計なことを考え過ぎなのがいけないのでしょうきっと。でも曲の感じは段々わかってきました。前は入りが遅れてもよくわからなかったけれど、入りが遅れたときは自覚できるようになってきました。
そしてまた個人レッスン。いつもは2週間に一度のレッスンなのに、午前中のレッスンでの課題点を昼食後またすぐに見てもらうなんて、なんて差でしょう。時間があまりないのでレッスンの録音を聴く時間も削って練習練習。
レッスンでは、午前中よりは気持ちをこめて弾けましたが、問題箇所は問題箇所のまま。レッスンの最初のころは、「やっぱり先生が違うと、指摘の仕方は違う」と思ったけれど、このころになると「先生が違っても、指摘されていることは同じことなんだ」と感じるようになってきました。ミスタッチとか重音のメロディをもっとなめらかにとかそういう細かい指摘や、注意の言い方の違いはあっても、共通して指摘されているもの。それが真に自分の弱点なのだと思いました。一つの曲を複数の先生に教わるというのは、とても有意義な体験です。
ロビーで軽くかわしたYさんとの会話で、夜の演奏交流会で弾くことが決まってしまい、短い時間をみつけては焦って練習。でも今日はたくさんレッスンがあったおかげか、指が気持ちよく動いて調子が良いような気がするのでちょっと安心した(油断ともいう)気分に。
演奏交流会のメインは先生方の演奏で、生徒の演奏はたったの3人。うまい人はたくさんいるのに、私なんかが弾くなんてどうなの…早まったかなあという気持ちで出番を待っていたのがたぶん良くなかったのでしょう。あがったとか緊張してというよりも、「雑念」がいっぱい入って集中力のない演奏をしてしまいました。考えることといえばレッスンの時のイメージとか音のことではなくて、「次間違えそう…」とか「あー暗譜だと目のやり場に困る…」とかネガティブなことばかり。困って床の一点をみつめながら弾いてしまったのも良くなかったと思います…。
“これ以上できないくらいに徹底的に練習すれば、本番ではあがらない。あがるのは自分の練習に不安が残っているから”という先生の言葉、思いっきり自分の状況にあてはまりました。
私は人前に出たとき、自信=自分の練習を信じられていないので不安だし余計なことばかり考えてしまうのでしょう。上手な人の練習をきいていると、まるで針がひっかかって繰り返すレコードのように、不得手なフレーズだけを徹底的に繰り返しています。傍で聞いていてもう十分弾けているんじゃないかというくらいになっても何度も何度も繰り返すのです。そこまで弾きこむからこそ、大勢の前で演奏することになっても、自分を信じられるのだと思いました。上手な人の練習風景を見られたことも合宿の収穫の一つでした。
先生方の独奏やアンサンブルはさすがでした。特にドイツの「朝7時」という曲にはなんだかじーんときてしまいました。アコーディオンはソロかトリオくらいが好きな私でしたが、この曲を聴いて厚みのある大勢でのアコ重奏もいいものだなあと思いました。
そのあとは歌本を手にわきあいあいと歌っている輪の中に入ってみました。歌声喫茶には一度も行ったことがないし、そこで歌われる歌もあまり知らなかったのですが、みんなで歌ったりハモったり、最後は手をつないで輪になって歌ったり、キャンプファイヤーを彷彿とさせるような楽しさでした。へんにはりあげてしまってちょっとのどが痛くなりましたが、おなかから声を出すのは心にも身体にも気持ち良いものですね。
23時まで歌ってそのあとは、1時まで飲み会。「王様ゲーム」の指示が一枚一枚に印字されたプリングルスがあってそれを使って結構盛り上がりました。
〜つづく〜
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