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関東アコでの演奏、無事に終わりました。
審査員の先生からは、曲の繊細な部分や独特の音の重なりの部分に関してもと研究したほうが良いとのお言葉をいただきましたが、自分としてはいつもぽろぽろミスタッチしていた苦手箇所も調子よく流れ、気持ちをこめて弾けたので大満足の出来でした。レッスンのときよりも良かったかも。
先生には「本番前日、大事なことはよく寝ることです」と言われていましたが、前夜は残業して帰ってアコに触らなかった上に派手に夜更かししてしまい、実は睡眠4時間で臨んだ本番でした。そのせいか、午前中までとてもハイテンションで何をみても新鮮に感じられ、誰に会っても嬉しく、ほとんど緊張することもなくすんなりと出番を迎え、楽しく楽しく演奏することができました。(楽しそうな曲ではないので、それはそれで問題か)
関東アコでは、たくさんの演奏を聴くことができ、非常に勉強になりました。特に、メロディを歌わせるというのはこういうことをいうのだなあと感じさせてくれる素晴らしい演奏があり聴き惚れました。
さて。はじめての音源アップに挑戦!
「Le clown perdu」(2M)
(録音機のノイズ&客席の声も入っていますのでボリューム等にご注意ください)
※今回、mp3で録音したものから波形編集ソフト(spwave)で一曲ぶんだけ分割してAIFFに書き出し、それをエンコーダソフト(こかこーだ)でmp3にエンコードしたのですが・・・面倒。mp3を分割しmp3に書き出してくれるソフト(Mac OSX対応のフリーソフト)ってないものでしょうか? ご存じの方いらっしゃったら教えてください。PR -
9/16(土)17:30〜銀座ヤマハで催されたダニエル・コラン インストアライブ(無料!)に行ってきました。
ダニエル・コランさん、素晴らしいですね!!!
今までミュゼットを弾くアコーディオニストは「漠然とみんな好き」という感じだった私ですが、この日の演奏(&お人柄)で一気にダニエル・コランさんのファンになりました。
「フレンチ・カフェ・ミュージック〜パリ・ミュゼット〜」発売記念ライブなので、30分ずっと演奏が聴けるというわけではなく、ヤマハの方によるアルバム宣伝、アルバムについてコランさんへのプチインタビューなど(通訳付き)をはさみつつの30分で、あっという間に終わってしまった感じでした。
ちなみに、コランさんが日本で気に入った場所は高円寺だそうです。おいしいワインを飲ませるビストロがあるそうで。(私も高円寺大好き)〜演奏曲目〜
ナポリのそよ風 Brise Napolitaine
ジェルメーヌ Germaine
シノワーズワルツ Valse Chinoise
アコルデオン Accordeon
パッション Passion
モントーバンの炎 Flambee Montainbanaise
演奏中、ギターの有田氏と「楽しいね〜」とばかりにかわす笑顔。わたしたち観客に対しては、「このフレーズはどう?素敵でしょ?」といった感じの少しいたずらっぽい表情が印象的です。
20席程度のいす席の聴衆、そしてそのぐるりを取り巻く多くの立ち見の聴衆がいるわけですが、コランさんの瞳はピンポイントに一人一人の顔を見ているようでした。私の前にいた体でリズムを刻んでいた中年男性のことをコランさんが笑顔で見つめて弾いていて、いいなと思っていたら、その後、私も目があいました♪ これが小規模ライブの醍醐味ですね。
司会の方の言葉によると、観客としてパトリック・ヌジェさんものぞきにきてらしたようです。私の場所からは見えなかったのですが、ステージ上のコランさんが手をふってました。
コランさんの楽器は、ラメがきらめく濃い青地に銀色のグリルが映えるボタンアコです。中央に白地でMaugeinのロゴ、そしてベースボタンの横部分にも白地でDaniel Colinというロゴが入っています。(携帯で撮った写真なので写真が鮮明ではありませんが)
「フレンチ・カフェ・ミュージック〜パリ・ミュゼット〜」は新作というわけではなく、「パリミュゼット」1〜3のコンピレーションアルバムなので購入するかどうか迷っていましたが、ライブ後すぐに、CD購入者へのサイン会が始まり、サインが欲しかったので、即座に購入しました。(ミーハー)求めに応じて一緒に写真を撮ったり、握手したりビズをしたり、一人ずつ丁寧に会話してくださるので、サイン会は長蛇の列に。
私の番。Bonjour!とだけご挨拶して、11月のライブを楽しみにしていますと横にいる通訳さんに伝えました。(ああフランス語が喋れたらいいのに!)
コランさんは笑顔で握手して、bisou(左右の頬に交互にチュ、チュとするフランスの挨拶)をしてくれました! 私にとっては、初めてのbisouです! ちょっと恥ずかしいけれど、すごく親しみのわく挨拶ですね、bisouって。
11月のライブが楽しみでしょうがありません。 -
9/14(木)紀尾井ホールで行われた、御喜美江さんのコンサートに行ってきました。
自由席だったので、少し迷った結果、かぶりつきではなく、その少し後ろ(前から5番めの席)に座りました。我ながらこれは絶妙の席だったのではないかと思います。舞台の上手と下手に分かれて演奏するデュオ曲「エコー」も、首を振らずにみることができましたから。
御喜さんはもちろんのこと、全員がまさに「競演」ということばがふさわしい、素晴らしい演奏でした。
立奏にくらべ座奏はあまり体を動かさないイメージがありますが、それは誤解。
御喜さんをはじめとして全員が、(リズムをとるための”揺れ”ではなく)一つ一つの音に表現をこめるために、からだ全体を使って楽器に音を送り込んでいるかのようでした。ラストの「ブエノスアイレスの秋」なんて全員が全員ノリノリ(←語彙が貧弱)ですごかったです。
舞台に近い距離で見て、凄いと思ったのは、呼吸。呼吸が合っているのです。お互いの顔を見合ってタイミングを合わせるのではなく、一区切りついて次のフレーズに入るとき、別々のメロディーを刻んでいた二人が音を合わせる直前、途中休符があって鋭く新しい音をいれるとき、ラストの締めくくり・・・「スッ」と短くシャープな呼吸が揃います。「息のあった演奏」という言い方がありますが、まさにそれです。
一番印象的だったのは、御喜さんとグジェゴシュさんのデュオによる「F&I」という現代曲です。
演奏前に御喜さんの一言解説がありました。FとIはぞれぞれイニシアルで、とても仲が良いけれどしょっちゅう喧嘩しているカップルをイメージして作曲家の野村さんが作られた曲とのこと。
そうして始まったのは、本当にカップルのやりとりが聞こえてくるような生き生きとした演奏でした。片方がヒステリーを起こすともう片方も逆ギレして喧嘩!二人の意地の張り合い!音楽を聴いているというよりもまるで二人芝居をみているようです。顔の表情ではなく、音の表情によるドラマ(ややコメディタッチ)に惹き込まれました。ラスト、客席では思わず軽く笑いが起こるほどでした。アコーディオンってこんなこともできるんですね〜。とても面白かったです。終演後は、出演者の皆様から、サインをいただいちゃいました。
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新しい楽譜をいただきました。実のところダークアイズはまだ終わったわけではなく「同時並行で練習してね」ということなのですが、どうしても気分的に新しい曲のほうを多く練習してしまいがち。(それだからダークアイズがいつまでたっても仕上がらないのか)
その曲はFUGITIVEといいます。明るくのびのびしたきれいな曲。
本当はどちらかというとメジャーよりもマイナー調の曲が好きなのですが、いつもマイナーばかり練習していたら家の人に「辛気臭いなあ。明るい曲は弾けないの?」などと言われ悔しいので、今回は心機一転、メジャー調の曲を、という経緯です。
ところでFUGITIVEってどういう意味なのでしょう?
ネットの辞書ツールで調べてみると「逃亡者」と書いてありました。
逃亡者!?
いやいや、その言葉には全くそぐわない感じの楽譜なのですが・・・。無理やりにでも「逃亡」をかなり意訳したとしても "野原で楽しくおいかけっこ" 程度でしょう。うーん、おいかけっこの曲・・・?
FUGITIVEにもっと違う意味があるような気もしますね。 -
あと10日ほどに迫った関東アコ。プログラムはこちらです。
10時開演で、私達 blanc et noir et blanc の出番は10時半頃のようです。この順番を知ったときは「早い……」と思いましたが、自分の出番が早く終われば、そのあとは気がラク。ゆったりとした気持ちで他のグループの演奏を聴けるので良い順番かもしれません。
かるふーる常連さんや合宿の時にお会いした方々など、知っている人が多く出るので、演奏を聴くのが楽しみです。 -
御喜美江さんのコンサートが近づいてきました。
思いっきり平日昼間ですが、私は仕事休みをとって行きます。
わか先生の演奏を聴くのも久しぶりなので楽しみです。
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アリオン・アフタヌーン・コンサート2006
御喜美江アコーディオン・ワールド
http://www.arion-edo.org/aft/2006/program/03/
【日時】2006年9月14日(木)14:00〜
【会場】紀尾井ホール(四ツ谷駅麹町口より徒歩6分)
【出演】御喜美江(アコーディオン)
グシェゴシュ・ストパ(アコーディオン)
アレキサンダー・マトロゾフ(アコーディオン)
柴崎和圭(アコーディオン)
大田智美(アコーディオン)
【曲目】ヴィヴァルディ:《四季》より 「秋」
ユッカ・ティエンスー:Mutta
野村 誠:F&I
モーツァルト:《魔笛》より 序曲 他
【チケット】¥3,800
【お問合せ】
アリオンチケットセンター 03-5465-1233
アリオンWebチケット http://www.arion-edo.org/ticket/
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9/3(日)、奇数月のかるふーるに行ってきました。奇数月のかるふーるはゲストライブが聴けるのです。今回のゲストは檜山学さん。店内はいつもに増して満員大盛況でぎっしりでした。
檜山さんの演奏、素晴らしかったです。ソロライヴをきちんと聴いたのは今回が初めてだったのですが、観客としてはあらゆる意味で「驚き」の連続でした。
まず驚きなのはその演奏です。ミュゼットやタンゴの早弾きフレーズ(非常に早い!)をいとも軽々とさらりと弾きますが、その音色、フレーズ、余裕、メリハリ、どれをとってもいわゆる日本的アコとは違う感じがします。檜山さんの音色には大陸的シャープさがあるというか、日本列島的な湿度や泣きがないのです。(のちの交流会で「夕焼け小焼け」などの合奏に檜山さんも即興で交じっていましたが、そんなメロディであっても檜山さんの音になっていてさすがでした)
「アコーディオンなんて古臭い」と言うような人にはぜひ檜山さんの音を聞かせたいです。
そして、即興演奏も私にはとても新鮮でした。檜山さんはたいてい演奏前に曲名を紹介するのですが、その曲も演奏が始まってみればどんどん変化していくのです。聴く側は、知っている曲であっても油断禁物(?)です、次にどんなフレーズがくるかわかりません。 たとえば、ピアソラの「バチンの少年」の哀愁ただようメロディに浸っていたら、間奏では軽快なエル・チョクロになり、そしてまたピアソラの曲「アディオス・ノニーノ」へといったふうです。メドレーどころかワンフレーズごとに曲が変わるものまでありました。
きけば、大まかなプログラムは前もって考えておくものの、あとは会場の雰囲気や演奏中のインスピレーションで切り替わるのだそうです。
「何を話せばいいのかわからないのでどんどん質問してくださいと」と檜山さんは言い、曲目の合間ごとに非常になごやかな質問タイムが挟まりました。超絶技巧の直後に流れる超アットホームな時間、このギャップ。
「家ではどのくらいお弾きになるんですか」とKさんが聴きました。そうです、プロの練習量や練習方法は皆興味のあるところです。
しかし、檜山さんの答えはあっさりしていました。
「家ではですね。あまり弾かないです。最近練習はあまりしていないです」
予想外の答えに、思わずざわめく聴衆一同。
「僕の場合は即興がはいるので、練習をしても本番でその通りには弾かない。基本的なテクニックや曲のテーマみたいなものをさらって、あとはその時の気分で弾きます。だから予想を裏切られることもあります。(本番で)こういう音が出ると思って弾いてみたら、違ったというような。でもそれがアドリブの面白さでもあります」
補足をきき、"練習しない"とは、そういうことだったのかと一同納得しました。
檜山さんはフランス留学されていたときはクラシックアコーディオンを勉強していたそうなので、練習しません発言も即興メドレー演奏もすべてはきちんとした基礎あってのことなのでしょう。
この日は13:30開始のライヴ、そして交流会、夜の懇親会まで参加したので、6時間近くお店にいたことになります。今回もまたとても盛り沢山で刺激的でした。良い演奏をたくさん聴くと、自分も頑張ろうという気になりますね。 -
いつも何かとミスタッチの多い私。今日のレッスンでは、ミスタッチを減らす練習方法を教わりました。
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*その1 いつも間違える音
その直前の音を弾く際に、間違える音も同時に押す。鍵盤の移動の幅を指が覚えるまで繰り返す。
*その2 いつも間違えるフレーズ
先生曰く「掃除機をかけて汚れをはらいましょう」と。
掃除機をかけるようなイメージで、強くゆっくりと床(鍵盤)を這うように押し付けるように弾く。
音楽用語でいうと、molto legato ff(モルトレガート フォルティシモ)。
半分のテンポでゆっくりと、超レガートで前の音の終わりと次の音の始まりをほんの少し重ねるくらい切れ目なくなめらかに続けて弾く練習。
ポイントは音符の長さを適当にしないで、必ずきっちりと全て倍の長さで弾く事、同じ指づかいで弾く事。このときは音楽性等は考えずとにかくはっきりと大きな音を出す事。鍵盤の幅を感じつつ弾く事。
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これをレッスンの際に何回か繰り返したらいつも間違う箇所もスムーズに弾けるようになりました。
先生には練習の成果をみていただくというよりは練習の仕方を教わっている感じで申し訳ない感じもしますが、練習の甘い私はいつも何かしら目からウロコで、毎回すごく勉強になります。
molto regato ffでミスタッチ撲滅! -
我が家では日経新聞の朝刊だけとっているのですが、この日はなぜか夕刊も入っていました。時々サービスで入れてくれるみたいなのです。「ラッキー」と思って新聞を開くと、アコーディオンの写真がぱっと目に飛び込んできました。エクセルシャー。
数学者の秋山仁さんのコラム(日本経済新聞 8/30夕刊文化面より)です。秋山さんはfoohtaさんがブログで書いてらしたようにアコーディオンを演奏されるようです。
「才能は努力とともについてくる」「スポーツも数学も同じ。やればできる。歯を食いしばってやってご覧なさい」「おれだって50の手習いでアコーディオンをやっている」と学生の前でアコを弾くことがあるそうです。こんな先生って素敵ですね。演奏、聴いてみたいです。
これは連載の3回目のようで、他の回は何が書いてあったのか気になって日経のサイトで調べてみましたが、アコーディオンの話題が書かれたのはこの回だけのようでした。
ちょうどアコの話題になったまさにその日の夕刊を我が家にサービスしてくれた日経さん、どうもありがとう!! -
来たる9/23、関東アコーディオン演奏交流会が行われます。
今年の関東アコは、参加グループ数が今までで一番多いそうです。重奏33グループ、小アンサンブル7グループ、合奏20グループ! 加えてゲスト「Rainbow Notes」の演奏もありますから、つまり一日でアコの演奏が60曲以上聴けるわけです。うわぁ。
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第18回 関東アコーディオン演奏交流会
【日時】2006年9月23日(祝)10:00〜19:30頃
【場所】赤羽会館(JR赤羽駅下車徒歩5分)
http://www2.wagamachi-guide.com/kita/apps/map.asp?it=0&id=41
【参加協力券】¥1,000
【お問い合わせ】実行委員会(橋本千賀子)TEL 0426-64-9818 携帯 090-5209-4669
【スケジュール】
10:00〜 重奏の部(途中、お昼休憩を挟む)
14:00頃〜 小アンサンブルの部
15:00頃〜 合奏の部
17:45 〜 ゲスト演奏「Rainbow Notes」
18:15 〜 講評・表彰
19:15 〜 閉会式
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私もその重奏の部に参加します。グループ名は blanc et noir et blanc です
。白いアコ2台で黒いアコ1台を挟んで弾くので“白と黒と白”。
ガリアーノの曲なので、フランス語にしてみました。ネットの自動翻訳を利用して考えた名前なので文法的・慣用的にどうなのかはよくわかりませんが…。
重奏の演奏は責任重大で緊張するけれど、うまくいったときの満足感は独奏よりもありますね〜。あと数週間、本番で悔いのないよう練習頑張りたいと思います。